オキュラス 怨霊鏡
で、その人誰やねん。
Netflixにて鑑賞。
精神施設から出てきた弟ティムと再会を果たす姉ケイリー。
2人には子供の頃に交わした約束があった。それは子供の頃の事件に存在したアンティーク鏡を葬り去る事。ちゃっかり鏡を手に入れ、事件のあった実家に色々な仕掛けを施すケイリー。多少記憶の混乱があるティムは、ケイリーに言われるままそこで過ごすことになるのだが・・・
いわゆるよくある呪われた鏡というヤツです。
でも、普通なら呪いに飲まれる過程を描くのでしょうが、この作品は鏡へのリベンジを描いた作品となります。
で、鏡に対抗するべき仕掛けの施しようが凄い。
まず、自身を録画する為の機器を設置。呪いの力が働くと温度が上昇するらしく温度計を設置。鏡を壊すためのハンマーを設置。鏡に操られる事を見越して、タイマーを自分達が止めないとハンマーが振り下ろされるなんていう仕掛けらしい。また、鏡の魔力を証明するべく植物と動物を設置。更に彼氏から、一定時間ごとに連絡が入るという徹底ぶりで。
だが林檎を齧ってた筈が電球で…でもそれは鏡の見せた幻覚だった…なんて辺りから、もう何が幻覚で何が現実なんだか。ややこしい事になり追い詰められていく姉弟。
また、現在の状況と過去の真実が同時進行していくだが、それが見事にリンクしていて上手いの一言。
まあ、気になる事がひとつ。
わらわら出てくる幽霊は誰やねん。過去に死んでしまった鏡の持主達なんでしょうが…女の人だけ割とガツガツ出てくる。 何でやねん。
面白かったです。
親子愛とかに弱い方は、過去の真実でちょっと感動しちゃうよ。