君の膵臓がたべたい
映画レビューサイトなんか見ると、並んでる感動したの文字。
「ええー、そんなに皆感動したの?あまり泣けなかった私って鬼?」
なんて思っているあなた。ご心配なく、ここにもいましたから。
たまたま病院で拾った日記帳。それを落としたのはクラスで人気者の女子だった。中身を少し読んでしまった主人公は、彼女の病気と余命が僅かだという事を知った唯一の存在(身内以外の)になってしまう。
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よくある泣く事必須の映画ってヤツです。
評判も上々だったので、「んじゃ泣くか。」と少々気合を入れて映画館へ行ってみました。が、役者の演技に対するもらい泣きというか・・・そんな感じの涙しか出ず。
以下ネタバレ含みます。
まず、こんなにも現在を演じる役者と過去を演じる役者が寄せられてないのも珍しい。
映画導入部で入り込めなかった理由は間違いなくコレでしょう。
更にヒロインが個人的に好きになれないあざとさ?
男子は好きだろうね・・・って感じのギャルゲーに出てきそうな女の子。病気とはいえ、そんな思わせぶりな態度(言動)を繰り返されちゃ、同性ゆえか年齢ゆえか観てるこっちは若干イライラ。
また、ヒロインの死因に涙が思わず引っ込んだ。
人生が残り少ない彼女には、やっぱり病気で亡くなる最後までを大切に生きて欲しかったのが本音です。それなのに急にスパッと断ち切る残酷な展開に若干怒ってた。
誰でも突然死んでしまうかもしれない。だから大切に一日一日を生きるべき・・・そんなテーマゆえの展開なんだろうな~とは思いますが、なんか私は好きじゃなかった。
風景とか綺麗だし、ヒロイン可愛いし、役者の演技も良いしで、いい映画なんだよ。
ちょっと私とは相性が悪かったみたいって事で。
興味がある方はどうぞ。